2019年、私とけーぽっぷ5選

朝から親友の彼氏出来た報告聞いて「虚無」になっております。はじめまして。お世話になっております。ぐれふるです。

先日、ツイキャスで2019Best Kpopに関してお話して、このプレイリスト作ったんですけど、

(現在プレイリスト非公開)

記事も書いてよ〜〜っていうリクエストを頂いたので書き始めました。

プレイリストは今年よく聞いた曲・好きな曲をぎゅっとして(21曲もあるけど)みました。ちなみに私はイントロドンで好きか嫌いか決まるイントロ芸人です。同じくそういう方いらっしゃったらたくさん聴いてあげてください。

そんでもってせっかく記事書くならちょっと違う視点で書いてみようかな〜と今まで避けてきたブログを立ち上げるところからやっているわけです。(長文レポをスクショメモで済ませた人)

今までの人生、何の疑問もなくアイドルを応援してきたけれど、今年はあまりにも考えさせられることが多かった…………と同時に自分の人生にとっても今年は一生忘れることのない年でした。だから、今年の「私とけーぽっぷ」について書いてみようと思います。

またの名を「救いとけーぽっぷ」5選です。

1.LOOΠΔ 「Butterfly」

[MV] 이달의 소녀 (LOONA) "Butterfly"

実はさっきのプレイリストにはButterfly入れてなくてめちゃくちゃ聴いてたSatelliteとColorsが入っているんですけど、思い入れという意味ではもちろんButterflyです！

久しぶりにMV見返してメンバーが全然映らないじゃんおこ！ってなりそうになってティザー映像見て心を落ち着かせました(？)公開当初は賛否両論ありましたね〜〜

私はこのMVとってもグッときます。

けーぽどる全員そうなんですけど、私にとってる〜なちゃんたちって特に「選ばれし女の子たち」なんですよね。複雑なデビュー選抜を潜り抜けて月に1度たった1人だけの選ばれた女の子たちの集まり。

その彼女たちが画面のこちら側に向かって「あなたもLOOΠΔだよ」と手を差し伸べてくれている。

세상의 모든 #이달의소녀 들을 위해#LOONA #X_X #Butterfly

▶️ https://t.co/53H54Zfa4q pic.twitter.com/ghdWY4I38f
— 이달의 소녀(LOOΠΔ) (@loonatheworld) 2019年2月15日

そのことがどれくらい嬉しかったか、想像に容易いでしょう？

君はまるでFly like a Butterfly

こんなことが出来るのはLOOΠΔだけだと思いました。

むかーし「愛とか平和を歌った瞬間から歌手の人生はそこで頭打ちだ」という言葉を見かけたことがあります。

アーティストというのは、聴く人の隣にあるちょっとしたこと、例えば今日は空が青くて嬉しいだとか、明日彼と初めて出かけるのに着る洋服が決まらないだとかそういう「共感」を歌ってこそ「ナマのアーティスト」であり続けられる、みたいな意味だと思います。

でも実はもうそうじゃないんですよね、私たちは愛と平和について歌って欲しいんです。口に出して「あなたと私の間には垣根はないよ」と言って欲しいんです。そうじゃないと明日のことを希望が持てなくなっちゃうくらい、グラグラしたところで生きてるんです。

世界を見据えているLOOΠΔがこういうことを言ってくれるのは必然だったのかもしれないですが、私はすごく嬉しかったです。

まあ実際MVよりもパフォで大優勝したんですけどね！

2月のverseコンで見たステージは彼女たちが醸し出す有無を言わせないオーラというか圧？のあるパフォーマンスに圧倒されました。

先日のプレグリのステージでは今年1年、何度も何度も繰り返しパフォーマンスをしたこと、そして色んなグループのカバーダンスを披露したこと、その努力もあって培われた「パフォーマンス力が高いグループ」としての自信が感じられて、心の中で大喝采しました。

私の中では「映像作品のLOOΠΔ」と「舞台上のる〜な」ってかなり乖離してて、HiHighではその落差に結構へこまされてたんですけど、Butterflyでその差がきちんと埋まりました。「映像作品のLOOΠΔ」は1人1人綿密なストーリーがあって超個性的であるのに対して「舞台上のる〜な」は12人で1つのモチーフになることに徹していて没個性的なのズルいですよね〜

パワーアップした彼女たちが、また映像と舞台の両方で新しい魅力を発揮するのを楽しみにしてます。カムバまだかな。わくわく。

………いきなりすごい文章量になってしまって焦ってます。

2. X1 「웃을때제일예뻐(like always)」

今までナムジャドルとは無縁だったしオーディション番組とも無縁だったんですけど、今年の6月いきなりイハンギョルの沼にハマりました

やばい、、、「ハンギョル」でツイッター検索もグーグル検索もしてしまったし、個カムも見てしまったし、the unitの動画も探してしまったし、ついには한결でめちゃくちゃツイッター検索してる………… pic.twitter.com/YAdo3a2UHp
— ぐれふる🐇 (@moon_guruguru) 2019年6月1日

自分で自分にびっくりしたよ！

そのハンギョルがデビューしたX1 「Flash」の収録曲です。白いつなぎにカラフルなTシャツが可愛いかつ、最後のハンギョルの意味分からんエンディング妖精が意味分からんほど可愛いので見て。ちなみにみんな大好きいーわん先生の曲です。イントロ好き芸人が黙っていられないイントロ。好き。

[Show Champion] 엑스원 - 웃을 때 제일 예뻐 (X1 - Like always) l EP.331

いつみても君はそう

笑う時が一番かわいい

いつも、ずっと一緒に僕が立っているから

君は今のように僕を見て笑ってくれる？

疲れていく君のすべてを受け止めてあげる

全て聞いてあげる、苦しまないで

君は笑ってる時が1番可愛いだなんて……そんなん推しに言われたら……泣いちゃうじゃん……でもあなたが笑ってというなら私は笑うね………(めんどくさいオタク)

推しを見て幸せになれること、推しが笑うと私まで笑顔になること、推しが悲しいと私も悲しいということ

それこそがオタクです。ね！

だからいつまでも幸せでいて欲しい、あなたが幸せであればあるほど、私も心から幸せになれるので…でもアイドルも同時にそうやって思ってくれる、その関係がとても嬉しく思えました。

これ書いてる途中でX1とIZ*ONEの活動再開が発表されました。

アイドルになりたいと願い、一生懸命活動をしていただけの彼ら/彼女たちが今までどんだけ苦しんだことか……これからは陽のあたる場所で胸張って笑い合おうね。どこにもいかないでね、どこにもいかないよ。

(あとはこれは曲とは全然関係ないんですけど、プエクにハマって以降オタクの友達が増えました！ありがた！！！こんぺいとうさんは元々仲良しだったけど合宿までしてしまいました！お邪魔しました！)

3. Sulli 「Goblin」

SULLI 설리 '고블린 (Goblin)' MV

エプは唯一無二の存在でした。間違いなく。あんなアイドルはこれまでもこれからも絶対に現れない。

そして、ソルリのことが大好きでした。

美しく綺麗で少し鋭利なクリスタルと甘くて可愛くて柔らかそうなソルリが2人並んでるところが大好きでした。

優しいオンニたちに甘やかされ、ふわふわへらへら笑うソルリが大好きでした。

わがままで時たまファンを困らせるソルリが大好きでした。

そんな自由奔放な子は私の知ってるアイドルにはいなかったんです。今まで。

GoblinのMVでは可愛らしい奔放な彼女と、そんな自分を持て余して隠れたがっている彼女、そして私たちがまだ見たことのない彼女、3人のソルリが現れて、そして消えてしまう様子が表現されています。

曲自体もちょっと憂鬱で、不思議で、ころころと可愛らしくて、大好きでリリースした直後めちゃくちゃ聴き込みました。

✶𝚂𝚝𝚊𝚛 𝚁𝚞𝚋𝚢 𝚁𝚒𝚗𝚐☄︎

ここに書いたのが全てなんですけど、ソルリが自らの意思で自らの命を絶ってしまったこと、それが彼女にとっての救いだったらいいなと思っています。

もちろんソルリの死はとても悲しかったです。その日は普通にお出かけしてたんですが、1人になって帰りの電車でだんだんと悲しさが迫ってきてポロポロ泣きました。

そのあと、Twitterを見るのが辛かったです。

「生きてて欲しかった」「頑張ったね、おつかれさま」「彼女はフェミニストとして…云々」どんな言葉も彼女には相応しくないと思いました。

死にたいと願って死んだ人に生きてて欲しかったと言えないです。そこに広がる闇を慮ることもすくい取ってあげることも出来ないです。

死ぬことを肯定することは出来ないですが、死への恐怖に打ち勝つほどの死にたい気持ちを否定しないであげたい。全ての感情をまるっと肯定してあげたいと思いました。

でもそれでも私は生きてるあなたには「死なないで」と言わなければいけないです……それによって救われることも知ってるので。どんだけ、あなたが死にたいと思っても、あなたが生きている限り、私は生きてて欲しいと言い続けます。

だから、ソルリには、生まれてきてくれてありがとう、と思うことにしました。

アイドルとして私たちの前に現れてきてくれたこと、奇跡だと思います。

アイドルとして生きてくれてありがとう。

4.RAVI feat CHUNG HA 「live」

RAVI (feat.チョンハ) _ Live［日本語訳］

リリースしてちょっと経ってから初めて聴きました。チョンハさんはフューチャリングまで外さないんだなとか思いながら歌詞を検索して心にズドンときました。

この方のブログを何度も読み返しています。

どうして生きるんだろう

明日が怖くて昨日のことは思い出したくない

この歌は君のための歌だよ

君を慰めるのでも、同情するんでもない

ただ君の人生を愛してる

眠れない夜に広がる思考と戦って、朝が来て今日が来ることに絶望する日、あるじゃないですか。突然不幸の波がやってきてこの世で1番悲しいみたいな顔をした自分に心底嫌気が差す、そんな日。

どこまでいっても自分の悲しみと他人の悲しみは同じにはならないんですよね。分かってる。理解して欲しいんじゃない。ただ頷いて欲しいだけなんですよね。

あなたも私も悲しいよね、でもあなたの悲しみも、私の悲しみも、半分にすることはできない。1つのブランケットに2人でくるまって暖まろう、悲しみがいつか去っていくのをじっと待ってみようね。私にとってはそうやって温めてくれる曲でした。

“I love your life”

生きてるだけでいいんだよ、それだけであなたの人生なんだよ、あなたの人生を愛しているよ、そういうことを言ってくれる人が海を越えてアイドルをしている男の子だったことが私にとっては救いでした。

特に10月以降ソルリのことを思って悲しくなった時、必ずと言っていいほど、liveを聴いていました。

VIXXもRAVIくんも恥ずかしながら未履修ですがこの曲は宝物のように思っています。推している人はもっともっと宝物のようなんだろうな。

5. TWICE 「Feel Special」

TWICE "Feel Special" M/V

これはもうMV見た瞬間から大優勝確定でした。ていうか号泣した。眠っていたワンスの人格が一瞬で起き上がり布団を跳ね飛ばして狂喜乱舞しました。

そんな日がある

急に一人ぼっちになったみたいな日

どこに行っても自分の居場所がないみたいで

うなだれる日

その度に私にどれだけ私が大切なのか言ってくれる

あなたのその一言で

everything's alright

みすぼらしいnobadyでまたsomebady

特別な私に変わる

それは！！！！！！！！！！！

こちらのセリフでーーーーーーーす！！！！！(ドデカ声)

もうこの曲の良さはたっっっくさんの人が言ってるので私が重ねて言う必要もないですが………

でもそれでも言いたい。アイドルと私が同じ言葉を掛け合えるその素晴らしさよ……………

「あなたがいるから私はまた笑う」

ここまで読んでくださってる猛者の皆さんは大体察してくださってると思うんですが、今年はまーあ精神的にかなり来た年でした。社会人2年目を迎え暖かくなってきた頃、心も体もパンクしてしまいまして、ガラガラと壊れてしまい………ようやく寒さに慣れ始めたころ修復の目処がついた、といった具合です。今年の冬から新しい会社で働き始めました。

その間中ずっと、私の生活の一部はアイドルでした。彼ら/彼女たちの歌、踊り、話、言葉、笑顔、一個一個に何度助けられたか。

アイドルまでも絶ってしまうほどでなくて良かったね、と自分でも思います。

まさに、画面の向こうの彼女たちが笑っているから、私も笑うことが出来たんです。可愛らしい姿から美しい姿、ふとした時の暖かい言葉、いろんな場面で支えられてきました。まさに「あなたがいるから私はまた笑」えたんです。

でもそのアイドルが「あなたがいるから私はまた笑う」と言ってくれる…………そんな………そんな奇跡みたいなこと…………

今まで、私の中でアイドルとファンの間には大きな仕切りがありました。それは透明だけれど分厚くて、こちら側の声とあちら側の声は分断されていると思っていました。

でも、そうじゃなくて、それを飛び越えてあなたがいるから私がいるよ、と言ってくれる。

とんでもない肯定の力ですよこれは。あなたと一緒に生きていく肯定力です。どちらかというと共依存です。あなたがいて、私がいる価値がある。恐ろしい。そこまで来てしまったTWICEちゃん。恐ろしい。でも

何でもない存在のような私を呼んでくれて、暗い場所にいた私の腕をしっかりと掴んで上へと引っ張りあげてくれるTWICEちゃんたちマジ強すぎるし絶対に一生幸せになって欲しい。

一緒に笑おうね。

☁︎まとめ

そんなわけで「私とけーぽっぷ」5選でした。あまりにも私信すぎる。怖い。勢いに任せて書いたんですが来年後悔しませんように。なむなむ。

正直なところ、この1年で私とアイドルの間にあったものは爆速で変化してしまいました。単なる趣味ではない、もう生きる糧みたいなものになってしまいました。